ヤマハミュージックスクール

サックスを始めましょう。
タンギングのコツなどは自分で習得するのは難しいものです。
「トゥートゥートゥー」と発音するような感じなのですが、ことばで書いてもいまいち伝わりにくいですね。



サックスのタンギングは、「上の歯の裏の付け根あたり」が「リードの先端」に変わる感じ。マウスピースをくわえた状態で「トゥートゥートゥー」と発音してみるイメージのほうが最初は分かりやすいのでは。
舌の先より少しだけ奥の部分が、リードの先端に軽く触れる感じなんです。リードにべったりと舌を付けないようにしましょう。
なんのためのタンギングかというと「息を止める」というより「リードの振動を止める」というほうが当たっています。というのもサックスはリードの振動が音になるわけなので、たとえ息が止まらなくてもリードの振動が止まれば音も止まる！


「空気を止めずに」というのは、イメージとしてはそのとおりなのですが、医学的に分析してみると、実はタンギングした瞬間は息が止まっているのです。なので、必要以上に「息を止めない」ということにこだわらないで良いです。最初のうちは息が止まっても良いですので、ゆっくりと「トゥートゥートゥー」と発音する練習をしてみて下さい。

ヤマハのレッスンより。

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